冬の冷えを解消!あたたかい睡眠を。
2024.11.20
ねむりのnote
寒い夜は、なかなか寝付きにくいですよね。
睡眠が深くなっていくためには深部の体温を下げていく必要があり、その時に手足から放熱されていきます。
ある程度あたたかければ手足から問題なく放熱されていくんですが、冷えているとその過程がうまくいかずに寝つきが悪くなっていきます。
安心して大事な熱をまわせるようにするには、まず、体の中心部からあたたかくしないといけないんです。
全身をあたためて、寝つきをよくするのに有効なのが「入浴」です。
タイミングとしては、ふとんに入る1、2時間前がおすすめ。
ただ、12月から2月は「ヒートショック」が心配になります。
ヒートショックは気温の変化によって血圧が上下し心臓や血管の疾患が起こります。
外気温との温度差が激しい場合、リスクが高いかも・・・と感じる方はまだ冷え込んでいない時間帯の入浴もすすめられています。
それでも熱が逃げやすいタイプの方は足湯や手浴、湯たんぽなどを活用して、あたためてから保温力のある寝具へ潜り込みましょう。
また加温を続けて足元をあたためる「電気あんか」はホドホドに使うのがいいようです。
睡眠を深くするために下げる必要がある深部体温が下がらず、自然な眠りにならない恐れがあるためです。
冷えて寝つけないときに気を付けたいポイント
- 湯たんぽなどを使う場合は、そこから熱を送り出すイメージで太ももやお腹からあたためてください。
- 靴下を使っている場合は、足首を保温するレッグウォーマーの方がおすすめ。
それでも指先が冷え靴下を履くなら、締め付けのないゆったりとした天然素材のものを用意してください。 - 寝間着は、上にたくさん重ねない。寒いからと着こんでしまうと寝返りが妨げられてしまうかもしれません。
さて、手足の冷えを主にお話ししましたが冬にトイレが近くなったり、お腹を壊しがちの人はお腹が冷えていることもあるかもしれません。
これからどんどん冷え込んできますのでポイントを抑えて、ぬくぬくリラックスした眠りで気持ちもぜひ癒してあげてください。