睡眠と食事の密接な関係
2024.05.15
ねむりのnote
「食べる事」が「睡眠」に影響があることは”お腹がいっぱいになると満腹で眠くなる”といったイメージで想像ができますよね。
実は逆に「睡眠」が「食事」に影響することもあるんです。
「睡眠」と「食事」は、切っても切れない関係
寝不足でやつれる…は逆!
実際7時間以上しっかり寝ている人達に比べて、睡眠時間が5時間以下で肥満率が5割、睡眠時間が4時間以下だと肥満率は7割も高くなるという調査結果も出ています。
代表的な例だと、寝不足では「食欲アップのホルモンが増え、食欲をおさえるホルモンが減る」と言われ、睡眠時間が短いと食欲への我慢が効きづらくなると言われています。
7〜9時間しっかり寝ている人達に比べ
・睡眠時間が5時間以下の人達…肥満率は約5割高い
・睡眠時間が4時間以下の人達…肥満率は約7割高い
寝不足…・食欲アップのホルモンが増える・食欲をおさえるホルモンが減る
睡眠時間が短い…・食欲への我慢が効きづらくなる
寝不足だとやつれていくかと思いがちですが、逆なんです。
「長く起きて活動しているのだから、その分エネルギーを蓄えないと!」というように体は生き残るためにがんばってくれているんです。
「夜中に食べると太る」の真実
「夜中に食べると太る」これはほとんどの方が気にされている事だと思います。
夜型生活の人は、朝ごはんを食べない割合が高く、脂質やお菓子・麺類・アルコールの摂取が多く、野菜・ミネラル・乳製品・米の摂取が少ないという傾向にあります。
よく眠れていないと朝お腹がすきにくく、ギリギリまで寝ていたら食べる時間がない。これでは、朝食抜きになってしまいます。
少量でよいのでてっとり早くエネルギーをとろうと言うことで、高カロリーなものを摂りやすくなってしまいます。
眠りから食にアプローチ
今食べたいものは睡眠から影響を受けている
「何をどれだけ食べたいか」知らない間に睡眠から影響を受けているんですね。ですから「いつ食べるか」というタイミングから睡眠を整えるアプローチをしてみてください。
ジャンクフードが無性に食べたい!満腹感を感じにくくなってきた…
そんな時は、実は「睡眠、質の良い眠り」が不足しているというサインかもしれません。
良い睡眠、良い食事のためにできること
夜しっかり寝るためには、夜遅い時間の食事を控える。
その代わり、朝食をしっかり食べる。
ただ寝る前にどうしても空腹を感じてしまったら、炭水化物や塩分の高いものは避けて、ナッツ類や豆腐、ホットミルクといった軽いもので空腹感をまぎらわせてください。
朝食を取るといいことはたくさんあって、特に朝食でタンパク質をしっかり取り入れると1日の終りに感じる、「異常に食べたい!」という欲求と「過食」が減ると言われています。
夕食の時間が大切
「晩ご飯」ではなく、「夕ご飯」。
つまり、“夜の始まり”にご飯を食べ、就寝時刻までの時間を十分あけることを意識することが大事です。