子どもの眠り

2024.04.15

ねむりのnote

子どもと大人の違いという視点から見ると、大人よりも子どもの方が「自由な時間が多い」ですね。
当然のことですが、就学前の子どもは更に時間の制限がなく、このことから、親の生活パターンに自然と影響されていくことがわかります。

2000年頃から3才児の3割が、就寝時間が夜10時過ぎになっているなど、幼児の睡眠不足が問題視されてきています。

原因のひとつと言われているのが、昔に比べて「夜が明るすぎる」こと。
いつまでも体が夜モードにならないので「放っておいても寝るだろう…」といったような考え方は、今の子どもには通用しにくいようです。

このような現状の中で、こんな取組がすすめられています。
「子どもの生活リズム向上プロジェクト」の一環の「早寝、早起き、朝ごはん 国民運動」です。

早寝、早起き、朝ごはん
これがキチンとできない原因は「だらしない」ことだけではないようです。

眠りや生活リズムについて悩んでいる子どもの中には、勉強や習い事の「頑張りすぎ」があるとも言われています。
子どもは夢中になると、頑張りすぎてしまいます。
睡眠時間を削ってまで打ち込んでいるようなら…大人が気にかけて見てあげることも必要です。

子どもは、大人が思っているよりも子ども。
そして純粋に大人を見つめて、気が付かないうちに大人をお手本にしてしまいます。

ここでワンポイントアドバイス。
朝食は、きちんと食べていますか?
習慣がない場合は、手軽に食べられそうなものからはじめてみましょう。
本来よく眠れていると、胃腸も充分に休めているので、おなかをすかせてスタンバイしてくれている…はずなんです。

朝食をきちんと食べれば、活動するぞ!というスイッチが入り、一日の行動にメリハリがつきやすくなります。
メリハリがつけば、夜、ちゃんと疲れてちゃんと眠ることがきでる。
ちゃんと眠ることが出来れば、朝、おなかが空いて朝ごはんが美味しい!

この生活パターンを目指してみましょう。
子どもたちの生活リズムも変化していくかもしれません。